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−−読んだ本、作った料理など、日々の生活の中でのささやかなたのしみをちまちまと記録するブログ。
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| 2008.04.01 Tuesday | - | - | - |
桜庭一樹 “私の男”
私の男
この商品をレビューしたブログ一覧»
桜庭 一樹
文藝春秋
¥ 1,550
何かの書評を見て買おうと思っていたところで直木賞の発表が。たまたまテレビでの作者のコメントで、おとなしそうな女性が、女性か男性か分からないような名前にした、というようなことを言っていて、まんまと男の人だと思っていた私はそれを知ってもっと読みたくなった。(近親相姦の話だっていうのは書評で知っていたから)
悔しいけど買ってみた。
むちゃくちゃ好み。読んで良かった。
でもこれは決して許されることではないのだし、人によってはただ嫌悪感を覚えるだけなのかもしれないのは感じた。直木賞選考の際もそういう議論がなされたというけれど…人によっては、私のように、たぶんすごくぐっとくるお話だと思う。何よりこの人上手い、って思わされる。
子供が読んじゃいけない本だわ…なんて私が言ってもいいのか(笑
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| 2008.04.01 Tuesday |
読書記録
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恒川光太郎 “秋の牢獄”
秋の牢獄
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恒川 光太郎
角川書店
¥ 1,470
3作目ですよね、本当にすごい。“夜市”から文庫じゃなく単行本を買い続けている。そして今回も装丁がきれい。単行本買って後悔しないだろうなっていう作家を見つけられるのってすごいこと。
短編が3作。どれもホラーっていうわけじゃないけど、なんだかひたひたと寒気が忍び寄ってくるようなお話。読みやすいのに軽いわけじゃない。表題作はちょっと雰囲気が違うかも、でもどの話もそれぞれ好きだ。次も楽しみだなあ。
…「北風伯爵」のような存在はどこかに居るんだろうか。
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| 2007.12.30 Sunday |
読書記録
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絲山秋子 “袋小路の男”
袋小路の男 (講談社文庫 い 113-2)
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絲山 秋子
講談社
¥ 420
絲山秋子はじめてよんだけど、すごく好み。面白かった。3つのうち2つは対極のお話なのだけど、袋小路の男=“あなた”に対する女の子の想いが綴られてゆく…と思ったら、その“あなた”側からする彼女は大分印象が違う。お互いにお互いを掴めない人というか奔放さが理解できない的なことを思っている。なんかこうやって説明するとちっとも面白くないんだけど、淡々とした様子が好きだ。残りのもう1つも好き。叔父と姪が「今時」文通をし、星の話や将来の話をする。。関係ないけど手紙って素敵だと思う。私未だに可愛いレターセット探してきて唐突に手紙を書いたりしています。
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| 2007.12.30 Sunday |
読書記録
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畠中恵 “おまけのこ”
おまけのこ (新潮文庫 は 37-4)
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畠中 恵
新潮社
¥ 500
しゃばけシリーズ文庫化、年1冊くらいのペースだった気がするのに今回早い?勘違い?
若旦那のやさしさを理解できず、自分はいつどこにいても人々から遠ざけられ邪険にされる存在だと、もうずっと前からしっている「こわい」。もどかしくてせつなかったな。
そして「畳紙」、これではいけないとは思っているのに厚化粧がやめられないお雛ちゃんもせつなかった。
やはり文庫化待たずに買おうかな。…と前にも言っていた気がするけど。。
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| 2007.12.30 Sunday |
読書記録
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山口雅也 “日本殺人事件”
日本殺人事件
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山口 雅也
角川書店
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まず、小説のなりたちについての奇妙な説明から始まる。亡くなった母の故郷・日本へ、叔父の芭蕉を訪ねてきた、探偵トウキョー・サムが、不思議な事件に巻き込まれてゆくお話。主人公は真剣に日本のことを勉強し、理解しようとしているのだが、このお話の時代設定や風俗は、どの瞬間の日本とも合致せず、それらの「ずれ」が読んでいる側からすると妙に面白い。最初の説明だとか「殺人事件」というタイトルで敬遠せず、ちょっとくすりと笑うのに是非読んで欲しい。。
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| 2007.12.16 Sunday |
読書記録
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長野まゆみ “よろづ春夏冬中”
よろづ春夏冬中 (文春文庫 な 44-4)
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長野 まゆみ
文藝春秋
¥ 480
短編集。タイトルや表紙と内容が全く雰囲気が異なると思った。読み進めても読み進めても、男同士でどうこうするお話が続く。ここまでくると嫌になってくる。作者の巻末エッセイに、『ささやかな「おかしみ」を感じていただけたら〜』とあるが、どこにおかしみを感じれば良いのやらわからなかった。年配の人がどもりながら話し終えたあと、今のジョークです…、なんて薄笑いしながら言ってるような感じだろうか。タイトルは好きなんだけどなあ。春夏秋冬の秋が無いから、「よろづ春夏冬(あきない)中」と読ませている。
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| 2007.10.28 Sunday |
読書記録
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インゲンと生トマトのパスタ
おじいちゃんからどっさりインゲンが届いたので、早速パスタに。筋なしで新鮮で良いインゲン。
大きめにざくざく切って、さっと炒めるだけで、美味しい。生トマトはある程度煮詰めてソースにするのも良いけど、炒めすぎず形が残るくらいで食べちゃうのも好き。
インゲンとトマト、好相性。
材料メモ:スパゲッティ(今回は1.6ミリ)、トマト、ベーコン、玉ねぎ、インゲン、おろしにんにく、オリーブオイル、塩、黒こしょう
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| 2007.10.26 Friday |
料理
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マッシュルーム入りカルボナーラ
やっとマッシュルーム入りのカルボナーラ。やっぱりおいしい。缶詰とかの水煮のマッシュルームも好きだけど、これはちゃんと生のもの。
昔、スライスされる前のまんまるいマッシュルームを初めて見たとき、妙な感動を覚えたのを思い出した(笑
材料メモ:割愛
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| 2007.10.26 Friday |
料理
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ナポリタン
一般的なナポリタンは、大きな細切りの具だと思うけど、うちのナポリタンはたいていこれ。
みじん切りの野菜をたっぷり。
玉ねぎ・ピーマン・にんじん全て刻むのは手間だけど、甘味が出てとても美味しい。それと絶対にベーコンよりウインナー。
たまに思い出したように食べたくなる味。
材料メモ:スパゲティ(今回は1.8ミリ)、ウインナー、玉ねぎ、人参、ピーマン、オリーブオイル、ケチャップ、塩こしょう
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| 2007.10.26 Friday |
料理
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川上弘美 “ パレード”
パレード (新潮文庫 か 35-6)
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川上 弘美
新潮社
¥ 420
イラスト多めの、文章がぽつりぽつりとある薄い本。“センセイの鞄”の二人の、ある日のお話、のような感じ。新潮文庫のフェアで2冊プッシュしていたから、同時に買ってみたもの。もっと濃い内容を期待してたけど、絵本のようなちょっとした小話程度だと思えば、まあいいかな。
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| 2007.10.20 Saturday |
読書記録
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